うつ病リハビリ!名古屋での登山生活

長いこと「うつ病」を患っています。このブログが「うつ病」を患っている他の方々の励みになれば幸いです。山行記録の他、食事のアイデアなどもつづっていきます。たまに名古屋弁がでますので、よろしく!

「パンがゆ」を作りました。

 前回の山行の後、ズド〜ンと気分が落ち込んで1週間くらい何も出来なくなりました。先週になってようやく体調が回復してきたところです。

 それで、冬山のことを考えていたら、ふと「パンがゆ」がいただきたくなりました。この料理は、かつての登山の先輩がよくテント泊のときに作ってくれた料理です(先輩はバターが好きで、1箱全部入れて超ハイカロリだった。まだ30代の頃のこと)。

  ざっくりいうと、オニオンスープに、トーストしてスライスチーズを載せたパンを浸した料理です。予想以上に腹いっぱいになります。

 元になったレシピはヤマケイから出ていた「元気の出る山の食事/大森 博」に載っていたものです。名古屋市の図書館に無いか検索したところ、ありました!即予約をして、日曜日に借りてきました。

 そして早速、図書館の帰りにパン等を買い出しに行き、日曜日、月曜日と作ってみました!

 

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18cmフライパンで作りました。

 

 オニオンスープの出来具合で味が決まります。レシピにはコンソメの素を入れるとありますが、これは止めた方がいいです(パンにのせたチーズに結構塩っけがあるので、あまり濃く味付けすると大変!最初はレシピどおりに味付けして失敗した)。

 スープ仕立てなので、そんなにくどくなくいただけます。付け合わせ(箸休め)にプチトマトやピクルスなどがあればいいですかね。

 

材料と作り方は以下のとおり。

【1人分の材料】

(スープ)

  •  タマネギ 1/2玉(大きめのもの)
  • ベーコン 2〜3枚
  • キノコ シメジ茸など 1/4株(他に舞茸やマッシュルーム。レシピでは缶詰のマッシュルームを使っている)
  • ニンニク 1かけ(大きさはお好みで)
  • バター 3〜40g(レシピでは、ここだけ、なぜか4人分 1/2「ポンド」となっている。ちなみに1/2ポンドは約230g。バター1箱か。。。)
  • 塩、粗びきコショウ、しょうゆ(お好みで)

(パンなど)

  •  食パンなど1〜2枚(フランスパンなどのハードタイプがよい)
  • スライスチーズ1〜2枚(作ったときは2枚使った。粉チーズでもいいかも)
  • 乾燥パセリ(あれば)

 

【作り方】

(材料の準備)

  1. タマネギを荒みじんにする(レシピでは薄くスライスするとなっている。お好みで)。
  2. ベーコンを細切りにする。
  3. キノコを食べやすい大きさに切る(缶詰の場合はそのまま)。
  4. ニンニクを小口にスライスする。
  5. バターをざっくり小分けに切る。
  6. かたまりのままのパンの場合、2cm位のちょっと厚めに切る。

(調理手順)

  1. フライパンにバターとニンニクを入れ、火にかける(とろ火)。そしてニンニクがキツネ色になるまで炒める。
  2. タマネギをフライパンに入れ、塩をひとつまみ振り入れて、じ〜っくりと炒める(ここでの炒め加減で旨味が決まる。目安は約15分、濃いキツネ色になるまで。あまり火が強いとこげるので注意)。
  3. タマネギを炒めている途中にベーコンとキノコを追加し、コショウを振って炒め続ける。
  4. タマネギが炒まったら水を300ccほど入れ、塩としょうゆとで味を決める(薄いかなという位でちょうどいいと思う)。
  5. パンをトーストする。
  6. スープが沸いてきたら火を止め、トーストしたパンを浸し、スライスチーズを載せる。チーズをとろかし、パンとスープとをなじませるために蓋をして1〜2分おく。
  7. パセリを振りかけて出来上がり!

 

 タマネギを炒めたり、パンをトーストしたりとちょっと時間がかかります。天気図をとったり、酒でもチビチビやりながら気長にタマネギ炒めをして作ってみてください。

 タマネギを炒めるのにはフライパンやコッフェルのフタが断然やりやすいです。深底のコッフェルだとちょっとエライ(大変)かと思います。大人数の場合、何回かに分けて(コンロを2つ使って)炒めることになりますかね。

 ですので、山で作るには、タマネギだけを自宅で炒めてタッパァやジップロックに入れて持っていくのが時短にもなりいいかと。カロリを消耗する冬の山行にはもってこいの料理だと思います。